独特な曲線美
人物画や風景画など20点 桑水流さん天神で個展
久留米市の洋画家、桑水流美樹さんが福岡市中央区天神2のギャラリーおいしで「ファインアート展」を開いている。独特な曲線や円弧を生かして描いた人物画を中心に、花や果実、風景などの抽象画20点を展示する。30日まで。
桑水流さんは子供の頃から絵画を始め、結婚後94年に渡米し、美術大で学んだ。実用的な価値がある美しさではなく、より芸術性を極めた美術に取り組んでいる。画法はヌードモデルの骨格や筋肉の隆起、被布の質感などを写実的にとらえた後、抽象的に再構成するスタイルで、モデルから受けた印象やエネルギーを盛り込んで描く。
会場で最も目を引くのは、2年がかりで描きあげた100号の大作「煩悶」
うずくまる男性の造形美の中に苦悩と希望を表現し画家として生きる決意を込めた。
このほか、女性モデルの芯の強さを柔らかな色彩で表現した「志向」▽絵画談義に話が咲いたカナダ人モデルとのリラックスした雰囲気が伝わる「天使のような彼女」▽亡き伯母の思い出を辿りながら描き、生前ともに過ごした喜びを表した「春(又は感謝する心)」__など。アクリルと油絵の具、金箔、クレヨンなど、異なる画材を混合させて描いたミクスドメディア作品などもある。
桑水流さんは「特に『芸術とは何か?』を模索しながら、厳しい鑑賞者の目に応えられる絵を描いていきたい。」と話している。【坂口紀美子】(2002 年(平成19年)7月26日毎日新聞)
坂口さんは、とても親しみ易く聡明な女性で…
私はすぐに打解けて芸術談義に雄弁になってしまいました。
「伝えたい事がいっぱいあって...うまく伝えられたかなあ。」
って言って下さったんですが…
記事には坂口さんのお気持ちが伝わって来て感激しました。さらに、この「新聞記事を読んで来ました」と、遠くから足を運んで来てくれた方が居らして感無量でした。
個展って…イロイロな方に支えられて居るんだなあ…とホント実感しています。(桑水流)